健康経営
健康経営の推進
当社グループ社員を取り巻く健康に関する状況は、少子高齢化を背景とした労働人口の減少、高年齢者の雇用促進、メンタルヘルスケア対策の推進や疾病と仕事の両立への対応など様々な課題があります。
そのような状況の中で当社グループは、社員の健康管理を経営課題としてとらえ、戦略的に「健康経営」に取組むこととし、2024年8月には「TVE健康宣言」を発表しました。
健康経営の活動を通じて、社員がより健康でいきいきと働ける職場環境の整備を実施することが労働生産性の向上に繋がり、ひいては持続的な企業価値の向上に繋がるものと考えています。
また、何よりも健康保持・増進により社員とその家族が幸せを感じながら会社生活を送れる「ウェルビーイング経営」にも繋がると考えており、当社グループと社員双方に実りの多い活動となるよう推進しております。
TVE健康宣言
【健康経営宣言】
私たちは、「信頼される企業として社会の進歩に貢献し、誠実と融和により健康で活気ある職場を作り、常に経営の刷新と技術の開発に努める」という経営理念のもと、従業員一人ひとりが心身共に健康で、明るくいきいきと働けるように、従業員の健康意識向上と安心して働き続けられる職場環境の整備を実施してまいります。
健康経営推進体制
健康経営に関する取組み
健康経営に関する主な取組みは以下の通りであり、今後、「健康経営優良法人(大規模法人部門)」の認定取得に向け健康経営を推進してまいります。
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1.からだの健康の保持・増進
- ・定期健康診断及び二次健康診断
(再検査・要精密検査)の100%受診の徹底 - ・各種がん検診の受診奨励
- ・特定保健指導の積極的な受診勧奨
- ・ウォーキングイベントの実施
- ・生活習慣病の予防、食生活改善指導
- ・定期健康診断及び二次健康診断
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2.こころの健康の保持・増進
- ・ストレスチェックの実施と結果に基づく
職場環境改善 - ・メンタルヘルス教育の実施
(セルフケア・ラインケア等) - ・病気休職者等の復職支援・フォロー
- ・ストレスチェックの実施と結果に基づく
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3.働きやすい職場環境づくり
- ・時間外業務の削減と休暇制度の活用促進
- ・ワークライフバランスの実現
- ・受動喫煙防止対策の強化
・定期健康診断の受診結果
定期健康診断については、2024年度の受診率は100%となっており、再検査が必要な場合などは産業医と連携し保健指導を実施しております。
2020 年度 |
2021 年度 |
2022 年度 |
2023 年度 |
2024 年度 |
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定期健康診断 受診率 |
100% | 100% | 100% | 100% | 100% |
・ストレスチェックにおける高ストレス者の状況
メンタルヘルスケアについては毎年ストレスチェック(セルフケア)を実施しており、集団分析結果を部門長へフィードバック(ラインケア)するとともに、
高ストレス者については産業医と連携の上、メンタル不調のリスク低減に務めております。
2020 年度 |
2021 年度 |
2022 年度 |
2023 年度 |
2024 年度 |
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実施人数 | 412 | 410 | 369 | 382 | 370 |
高ストレス者 | 17% | 12% | 13% | 12% | 13% |
※高ストレス者全国平均は14.9%となっております(全衛連2022年度報告書より)