種類別:逆止弁
逆止弁の仕組み
低中圧スイング式逆止弁
呼び径(mm) | 65~400 |
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圧力クラス | 150~900Lb |
材料 | 炭素鋼、Cr-Mo鋼、ステンレス鋼(JIS材、ASME材、ASTM材、○火材) |
- 低圧/中圧弁として各圧力クラス毎に設計されたスイング式逆止弁
- 入口側の流体力を利用し自動開、逆流に対しては弁体背圧により自動閉する弁構造
- 自動的に閉止することから緊急遮断用に利用可能
- 仕切弁、玉形弁と比較して構造が簡単
- 差圧が小さいと全開せず、ハンチングやフラッタリングを起こす可能性あり
- 配管への取り付け方向に制限がある
- 人的操作力での強制開閉不可

高圧スイング式逆止弁
呼び径(mm) | 65~400 |
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圧力クラス | 1500~4500Lb |
材料 | 炭素鋼、Cr-Mo鋼、ステンレス鋼(JIS材、ASME材、ASTM材、○火材) |
- 高圧弁として各圧力クラス毎に設計された
スイング式逆止弁 - 入口側の流体力を利用し自動開、逆流に対しては弁体背圧により自動閉する弁構造
- 自動的に閉止することから緊急遮断用に利用可能
- 仕切弁、玉形弁と比較して構造が簡単
- 差圧が小さいと全開せず、ハンチングやフラッタリングを起こす可能性あり
- 配管への取り付け方向に制限がある
- 人的操作力での強制開閉不可

中圧リフト式逆止弁
呼び径(mm) | 15~50 |
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圧力クラス | 900Lb(150~600Lbも900Lb流用) |
材料 | 炭素鋼、Cr-Mo鋼、ステンレス鋼(JIS材、ASME材、ASTM材、○火材) |
- 中圧小口径弁として各圧力クラス毎に設計された
リフト式逆止弁 - 玉形弁から弁棒および操作用部分を削除した構造
- 入口側の流体力を利用し自動開、逆流に対しては弁体背圧により自動閉する弁構造
- 玉形弁と同様の弁箱を使用するため圧力損失は大きい
- フランジボンネット採用
- 配管への取り付け方向に制限がある
- 人的操作力での強制開閉不可

高圧リフト式逆止弁
呼び径(mm) | 15~50 |
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圧力クラス | 1500、2500、4500Lb |
材料 | 炭素鋼、Cr-Mo鋼、ステンレス鋼(JIS材、ASME材、ASTM材、○火材) |
- 高圧小口径弁として各圧力クラス毎に設計された
リフト式逆止弁 - 玉形弁から弁棒および操作用部分を削除した構造
- 入口側の流体力を利用し自動開、逆流に対しては弁体背圧により自動閉する弁構造
- 玉形弁と同様の弁箱を使用するため圧力損失は大きい
- シールボンネット採用
(現地での分解が必要な場合は要相談) - 配管への取り付け方向に制限がある
- 人的操作力での強制開閉不可

低中圧チルチング逆止弁
呼び径(mm) | 50~600 |
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圧力クラス | 150~900Lb |
材料 | 炭素鋼、Cr-Mo鋼、ステンレス鋼(JIS材、ASME材、ASTM材、○火材) |
- 低圧/中圧弁として各圧力クラス毎に設計された
チルチング逆止弁 - 入口側の流体力を利用し自動開、逆流に対しては弁体背圧により自動閉する弁構造
- ポンプの出口弁として利用
- 弁体の回転軸が弁体中心に近いためスイング式逆止弁と比較すると小さな差圧で開閉が可能
- コニカルシート採用
- 配管への取り付け方向に制限がある
- 人的操作力での強制開閉不可

高圧チルチング逆止弁
呼び径(mm) | 50~500 |
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圧力クラス | 1500~4500Lb |
材料 | 炭素鋼、Cr-Mo鋼、ステンレス鋼(JIS材、ASME材、ASTM材、○火材) |
- 高圧弁として各圧力クラス毎に設計された
チルチング逆止弁 - 入口側の流体力を利用し自動開、逆流に対しては弁体背圧により自動閉する弁構造
- ポンプの出口弁として利用
- 弁体の回転軸が弁体中心に近いためスイング式逆止弁と比較すると小さな差圧で開閉が可能
- コニカルシート採用
- 配管への取り付け方向に制限がある
- 人的操作力での強制開閉不可

低中圧ねじ締め逆止弁
呼び径(mm) | 15~600 |
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圧力クラス | 150~900Lb |
材料 | 炭素鋼、Cr-Mo鋼、ステンレス鋼(JIS材、ASME材、ASTM材、○火材) |
- 低圧/中圧弁として各圧力クラス毎に設計された
ねじ締め逆止弁 - 全閉状態では玉形弁と同じ構造となりハンドル操作にて弁座面圧を増し、一次側圧力を閉止
- ハンドル操作により弁棒を全開状態にすれば弁体単独で動くリフト逆止弁となる
- 圧力損失は玉形弁と一緒
- 配管への取り付け方向に制限がある
- ストップ弁同様にY型やアングル弁にも対応可能

高圧ねじ締逆止弁
呼び径(mm) | 15~400 |
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圧力クラス | 1500~4500Lb |
材料 | 炭素鋼、Cr-Mo鋼、ステンレス鋼(JIS材、ASME材、ASTM材、○火材) |
- 高圧弁として各圧力クラス毎に設計されたねじ
締め逆止弁 - 全閉状態では玉形弁と同じ構造となりハンドル操作にて弁座面圧を増し、一次側圧力を閉止
- ハンドル操作により弁棒を全開状態にすれば弁体単独で動くリフト逆止弁となる
- 圧力損失は玉形弁と一緒
- 配管への取り付け方向に制限がある
- ストップ弁同様にY型やアングル弁にも対応可能

抽気逆止弁
呼び径(mm) | 200~600(大型弁は別途相談要) |
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圧力クラス | 150~900Lb |
材料 | 炭素鋼、Cr-Mo鋼、ステンレス鋼(JIS材、ASME材、ASTM材、○火材) |
- 抽気ラインに設置されタービン停止時の蒸気逆流が発生することでタービンバランスが崩れ、タービン損傷になる様な致命的損傷を回避のために設置される
- エアシリンダーの操作力を利用しスイング逆止弁の閉弁機能を向上させ、高い信頼性を維持し機能させる弁
- 運転中でも健全性が確認できる構造が求められる
- 圧力損失が大きいとタービン出力に影響するため弁箱内部に特徴がある設計