熟練した鋳鋼技術を仲間と一緒に

製鋼製造部 製鋼製造課

2003年入社

熟練した鋳鋼技術を仲間と一緒に

製鋼製造部 製鋼製造課

2003年入社

経歴

入社し品質管理課の検査部門に配属され、鋳鋼製品の品質管理業務を行っていました。
その後鋳鋼製造部門に配属となり、現在は鋳造の現場業務を行いながら、品質管理業務を通じて学んだ当社の品質維持・向上のため、各種工程の管理、後輩の指導育成に携わっています。

この仕事の難しいところ

鋳物作りは、設計図面を商品化するために木型、中子(なかご)、砂型、溶湯、整形といった一連のプロセスで組立てられます。
私が担当しているのは鋳物作りの核となる砂型作りです。鋼材を高温に熱して溶融し、製作した砂型に注ぎ込み鋳物が出来てきます。砂型作りは鋳物を造型するベースになる非常に重要なもので、製品の良し悪しに大きく影響します。
そのため、特に職人的な熟練技能が求められる工程です。マニュアル化するのが困難で、見て覚えるという昔ながらの「技術伝承」の世界。
この部署に来た時に先輩からよく叱られました。それでもしっかりと見守ってくれ、分からない時は見本を見せて教えてくれました。失敗を重ねながら経験を積み、徐々に技術を習得し現在に至ります。

やりがいについて

仕事は厳しいですが、先輩達は、時には厳しく、時には優しく、私たちが行う仕事を温かく見守ってくれます。
技術が向上するにつれて褒められる機会が増えると一気に仕事の質や量も変わり、仕事がもっと面白くなります。真面目に仕事へ取組む姿勢を持っていれば確実にスキルを伸ばす事も出来るので、早く正確に仕事をこなせるようになります。先輩より一歩先をいって「ちょっと待ってくれ!」と言わせたときは自分の成長を実感できました。
そういった日々の仕事の中で自分の成長を実感できるのがやりがいにつながっています。

大事なこと

モノづくりは前後の工程も大事になるので、職場ではその日に気付いた注意点や改善点などは必ず皆で共有して話し合い、先輩後輩の分け隔てなく意見を出し合いながら仕事を進めています。
楽しさの中にも厳しさを持ち、時には気を張り詰めながら、皆が「良いモノを作ろう」という意識を持って仕事を進める事が大事です。
皆がチームワークを大切に一つの目標に向かって良いものを作っていく鋳物作り、そして鋳鋼技術の向上を図っていくことも私たちモノづくり企業には大事なことです。

私たちの強み

事業内容

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