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妥協なき品質へのこだわり
品質保証統括室 検査課
1988年入社
妥協なき品質へのこだわり
品質保証統括室 検査課
1988年入社
仕事の内容
入社して30年に亘り、品質保証として組立製品の最終試験に携わってきました。
製品保証の最終砦として製品の品質を担保することはもちろんのこと、プラントの安全、安定運転に関わる重要な位置づけであるさまざまな試験を行ってきました。
中でも当社の安全弁の性能試験では、高温・高圧のテストボイラーを用いて蒸気での作動試験を行っています。
また一般弁の耐圧試験や水圧試験などお客様の要求に沿った製品を出荷するため厳しい試験、検査を実施します。当社の製品はプラントの最重要箇所に備え付けられる製品が多くプラントの安全・安定運転を守る最後の砦といえる製品であり、この重要な仕事に携われることにやりがいを感じています。
また現在は係長として今後もずっと当社の品質を維持できるように部下の指導を行っています。
重要なこととは
仕事は常に新しいことに取り組むことになります。
当社は完全オーダーメイドなので同じ形状でも試験では少しずつ規定の基準が変わってきます。
最初はそれらの試験が一発合格できたに越したことはないですが、特に若手は最初から上手くいくことばかりではないのでトライ&エラーを繰り返し、決められた合格範囲内に収まらなければ前工程に差し戻して製品を補修し、決められた値になるまで試験を行います。
なかなか合格値に至らない場合は、原因を追求するため当社のバルブに精通した技術者たちと部門を超えたコミュニケーションを取り解決します。
許容範囲内で作動するかを確かめる蒸気試験は非常に重要なもの。正直、OKが出た時には安心感でいっぱいになります。
特にやりがい感じるときは
当社の主要製品であるレシーバーを使った安全弁の蒸気試験です。
社内最終試験の後、プラントメーカーや電力会社の担当者の目の前で実際に仕様要件にあった設定された規定値内で蒸気が吹いて、止まった時、また原子力発電所向けでは原子力安全基盤機構(JNES)の担当者が臨席し最終試験を実施しますが、その試験を クリアした時は担当者と一緒に集合写真を撮って頂ける程喜んでもらえ、その時にこの仕事をやっていて本当に良かったというやりがいと喜びを感じます。
仕事の面白さ
技術部から「こんな試験をやりたいけど、治具や遣り方はどうしたら良い」といった問合せがあり、社内で試験の方法や治具について提案をします。
各部門と連携しながら必要な治具を作り、スムーズに試験が進み、結果がでてきた時は達成感が味わえます。製品の品質担保する最終砦で互いに相談し合って今までの遣り方に拘らず新しい発見や知識が身に付く事もこの仕事の面白さです。