伝統技術が最先端を支える

製鋼製造部 製鋼管理課

2006年入社

伝統技術が最先端を支える

製鋼製造部 製鋼管理課

2006年入社

仕事の難しいところ

私は、様々な鋼種を溶かして型に流し込む「鋳込み」を行っています。鋳込みというのは高温で金属を溶かし、鋳型に流し入れて製品を作る仕事です。
この仕事は鋼種ごとの成分調整が難しく、使う材料、炉の状態、温度、ものによっては気象条件などが密接に関係してくることもあり、微妙な感覚が求められます。
お客様のニーズに合った鋳鋼製品を作り出す事が私たちの腕の見せ所でもあり、一番難しいところでもあります。

やりがいについて

鋼種ごとの成分調整でお客様のニーズに沿った製品を作りだす事が一番難しいですが、逆にうまくいった時はすごく気持ちが良くやりがいを感じます。
植物を育てる時、環境に応じた適切な栄養分を与えることで、花や緑はきれいに成長します。見た目は違いますが、成分を調整し鋳込みを行うことは植物を育てるのと似ているところがあります。
成分がきれいに入った日は全員で「成分がきれいに入った」と喜び、今日も頑張った甲斐があったと思える事が励みになり、やりがいにつながっています。

会社の強みは

当社の製品が鋳鋼品であること、また発電プラント等の最重要箇所で使用されるので、他社ではほとんど扱っていない大物品のステンレス鋼の溶解、鋳込み作業が出来る気体放電現象を利用する「アーク炉」を持っていることが当社の強みです。
炉内は1900℃以上もの高温になります。
大型アーク炉で溶解、鋳込み作業が出来る、それを使いこなせる技術者がいることが当社の強みであり、仕事の醍醐味でもあります。

大事な事は

仕事は一つひとつが手作業で、何か問題や課題が見つかった時は、過去の経験やノウハウ、取組などを基に、皆で考え解決策を見出していきます。
また取組プロセスと結果は班内、そして会社全体で共有し次に活かせるようにしています。私たちの技術はマニュアルに記せない部分も多く、先輩から後輩へ脈々と口伝えで伝承されていますので、それが途絶えないように皆で共有していくことが大事な事です。

私たちの強み

事業内容

Page Top