バルブとは

バルブとは、主として配管に用いる弁類の総称として、一般的に使用されています。
流体(水、蒸気、ガス等)を通したり、止めたり、制御したりするため、
通路を開閉する事が出来る可動機構を持つ機器の総称をバルブと呼びます。

バルブの仕組み

  • 玉形弁

    玉形弁はストップ・止め弁のひとつで、一般に球形の弁箱形式から玉形弁と呼ばれ、流体の流れがS字状の構造となっています。閉止性能は優れていますが、流体抵抗は仕切弁に比べて大きくなります。

    玉形弁ラインナップ

  • 仕切弁

    ウェッジゲート弁は仕切弁あるいはスルース弁とも呼ばれ流体の流れが一直線上となり、弁体で仕切る構造となっています。
    流体抵抗・圧力損失が小さく On-Off の使用に用いられます。

    仕切弁ラインナップ

  • 逆止弁

    逆止弁はチェック弁とも呼ばれ、スイング式、チルチング式、リフト式(50mm以下)、ネジ締め逆止弁があります。
    流れが一方通行のバルブで、通常、流体の流れにより弁体を押し開けて流れますが逆流した場合、弁体に背圧が生じ自動的に逆流防止する様に作動します。

    逆止弁ラインナップ

  • 安全弁・逃し弁

    安全弁・逃し弁は設定圧力に達した時に弁体が開き流体を放出します。その結果、圧力容器や配管の内圧が下がり、降圧すると弁体が再び閉じ流体の放出が止まります。
    圧力容器や配管を異常な昇圧から守るために取付けられるものです。

    安全弁・逃し弁ラインナップ

  • 特殊弁

    一口に特殊弁といっても様々な製品があります。例えばニードル弁は構造的には玉形弁と同様ですが、弁体の先端を球状、円錐針状として流量調整を可能にしており、別名絞り弁とも呼ばれています。流量調整(中間開度)使用のために用いられます。

    特殊弁ラインナップ

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